イタリアンレストランでのバイトの話(その②)

以前の記事から少し間が空いてしまいましたが、その①(ランチ編)に続いて、夜の業務編です。

夜はランチと違ってメニューも増えるので、ホール担当で開店前に準備するのは以下3つだけでした。

①サラダの準備。

(葉物野菜を洗って、水気を切り、大きなタッパーに入れておく)

②玉ねぎの皮むき。

③ナスのミートグラタンの下準備。

(よく出るメニューなので下準備だけしておく)

切ったナスに、小麦粉→溶き卵→小麦粉の順で衣をつけ、バットに並べて冷蔵庫へ。

(こうやってから焼くとふわふわになるそうです。しかし準備する方は手がベトベトになります...)

 

夜は予約が入っているかどうかによっても忙しさが違います。

お客さんが少ない日もあるので、ランチタイムよりはゆったり目の時間が流れていた日も多かったように思います。

ホールの仕事はランチと同じく、席の案内→注文→料理やドリンクを運ぶことになりますが、昼間と大きく違う点はアルコールドリンクが入ること。

ホールで用意するのはソフトドリンクだけで、アルコール類は厨房スタッフで用意します。

このお店で初めて知ったお酒がいくつかあります。

スプモーニ

カンパリグレープフルーツジュースと炭酸で割ったピンク色のカクテル。美味しいです。)

ウイスキーソーダ

ウイスキーソーダで割り、シロップを入れたもの。飲んだことはありませんが、氷もグラスに合わせて丸くカットされるため、見た目が好きでした。)

③アスティ・スプマンテ

(イタリア産でマスカット種から作られる飲みやすいスパークリングワイン。)

④ぺッシェビーノ

(お魚の形のボトルのワイン。ビアンコ(白)・ロッソ(赤)・ロゼがあります。)

⑤シュヴァルツェ・カッツ

(黒猫ラベルの甘いドイツワイン。)

 

タベルナ(食堂)なので、そもそも高いワインやお酒は置いていませんでしたが、お魚のボトルのワインや黒猫ラベルは、可愛い〜と女性のお客さんに人気でよく出ていましたね。

私の方はというと、ワインを運ぶ際は栓も抜かなければなりません。それが苦手でしたので、ボトルでオーダーが入ると、少し憂鬱な気持ちに。。。

そもそも人前で開けるということ。これだけで、と〜っても緊張します。

まず、普通のワインの場合は、ナイフでキャップシールをキレイに外すこと、これが、やや苦手でした。

そして、スパークリングワインの場合はさらに難易度が高い作業となります。

音を出さないようスマートに開けなければならないので、布を当て、コルクが飛び出さないよう押しながらも、徐々にボトルを回しながら開けていきます。

途中で布の中を確認することも出来ませんから、勘だけが頼りです。コルクが飛んでしまったり、大きな音を出してしまわないか、と毎回ドキドキして、無事終わるとホッとしていました。若い時だったから出来たと思いますが、今はもう無理ですね、きっと。

 

話は変わりますが、電話での予約を受けるのもホールの仕事でしたが、ある時ちょっとした事件がありました。

このお店では席だけの予約は受け付けておらず、料理の値段でコースを決めてもらい予約を受けていました。

時々、歓送迎会や結婚式の二次会で20名ほどの貸切予約を受けることもありました。

ある夜1グループ20名ほどの予約が入っており、準備万端でお客様の到着を待っていましたが、予定時刻を過ぎても1人も現れません。30分以上待っても。。。

当時は携帯を持っている人はほとんどおらず、予約された方の家電へ掛けても留守電です。こうなると、もう一切連絡はつきません。

電話予約を受けたバイトの子も休みだったので、予約日の間違いではないか?についても確認は出来ませんでした。

さすがに1時間程で《もう来ないだろう》と、普通にお店を開け、一般のお客様を通すことになりました。

店長の判断で、既に準備してしまった料理はその夜に来たお客さんへサービスとして振る舞うことになりましたが、余ってしまったものもあり、もったいなかったです。

翌日以降、その方へ店長が連絡したところ、予約日は間違いではありませんでしたが、この店に予約した後に気が変わったのか別のお店へ予約を入れてしまい、キャンセルするのを忘れてしまったそうです。

 

それからは、予約の前々日に、こちらから電話で確認しようということになりました。

来るはずのお客さん達がいつまで待っても来なかったあの夜のことを思うと、今でも少し胸が痛みます。

現在はリマインドメールもあるので、世の中は随分と便利になったものだなと感じます。

 

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☆おまけ☆

本日の夕飯

手羽元のパイナップル煮・おかひじきのおひたし・岩下の新生姜(←大好きです)