夕焼けを見て思い出すこと

昨日歩道橋を久しぶりに渡ったら、綺麗な夕焼けが見れました。

写真に撮ると伝わりにくいですが、本物はもう少し鮮やかでした。

いつも拝読しているブログの中で、三人のブロガーさんが、

やはり夕焼けの写真をアップされていました。

きっと全国的に夕焼けが綺麗な場所が多い日だったのでしょうね。

嬉しい気持ちになりました(๑>◡<๑)

 

夕焼けを見ると『黄昏泣き』のことを思い出します。

黄昏泣き(コリックともいう)は、生後数ヶ月の赤ちゃんが夕方位の時間帯になると

泣き出して、そこからなかなか泣き止まないというもの。

うちの子も、やはり夕方になると泣き出してしまう時期がありました。

洗濯物を畳んだり、これから夕飯の支度をしなければならない忙しい時間帯に

泣き出すので、うわ〜どうしよう...と途方にくれてしまいます。

きっと同じような方も多いのではないかと思います。

1人目の子育てをしていたとき、高校の同級生がちょうど同じ時期に

赤ちゃんを産んだので、まめに連絡を取り合い情報交換をしていました。

その彼女は、赤ちゃんの黄昏泣きが始まると自分も悲しくなって泣いてしまい、

毎日一緒に泣いていると言っていました。

話をよくよく聞くと、湧き上がってくる悲しみは、育児が大変だからとか、今の生活が

幸せとかそうでないとかそういう次元の感情ではないらしく、、、

泣き止まない赤ちゃんを抱っこしていると、

《この子が赤ちゃんでいるのは今だけ。この先成長して大きくなると、

今日のこの時間はもう2度と戻ってこない。》と考えてしまい、

今日が終わって過去になって、赤ちゃんが成長してしまうことを想像すると

とてもとても悲しくなって涙が止まらなくなってしまうのだそうです。

赤ちゃんの成長を願っているはずなのに、どうしても夕方になると

そう考えてしまう、なんだか私、情緒不安定なのかなと。。。

私はその話を聞いて少しびっくりしましたが、

でも友人には「そうだよね、気持ちわかるよ」というようなことを伝えました。

そのような言葉を掛けた理由は二つあります。

一つ目は自分も日々少しずつ成長していく赤ちゃんを見て

この先ちゃんとこの子を育てていくことができるのだろうかと不安な時もあり、

なんとなくだが気持ちがわかる気がしたこと。

もう一つは、本当に悩んでいる人がいたら、下手なアドバイスや励ましは不要、

ただ同感しているという気持ちをシンプルに伝えることが大切だと何かで読んだからです。

産後のセンシティブな時期で心配ではありましたが、その後無事成長した

お子さんの姿も見れたので、上手く乗り切れたのだと思いました。

夕暮れ時になるとなんとなくさみしいような気持ちになることがありますが

それは赤ちゃんの時から始まっているのかもしれませんね。

そしてそういった不安な気持ちを乗り越える力も、

生まれた地域や環境に関わらず、きっとみな持っていると私は信じたいです。